場所:大分県竹田市長湯
計画:2023.05~
設計:塩塚隆生アトリエ
アルベルゴディフーゾと音楽の体験
イタリアで始まった地域一帯を宿泊施設とするアルベルゴディフーゾを、長湯温泉街的な目線で捉え直すと「伝統と新たな出会いが交差する宿」といえる。空き家を活用しながら、温泉街の文化や伝統と融合させ、新たな価値や魅力を生み出していく。訪れるゲストが長湯の地で育まれてきた文化と風土を体感しながら、心地よい滞在を楽しめる核となる場としてのサロン・小さな音楽堂をつくる。音楽家を招いての演奏会や講演会。音楽家の卵をレジデンスアーティストとして長湯温泉に招き、空き家等に滞在してもらい音楽室で練習。週末に演奏会。同じように映像作家をレジデンスアーティストとして招き、滞在制作・発表上映などをおこなう。