photo 矢野紀行(矢野写真事務所)
大分県教育センター
Oita education center
大分県大分市
設計:2013.05~2014.01
施工:2014.01~2015.03
研修施設
5000㎡
設計:
意匠:塩塚隆生アトリエ
構造:大賀成典
設備:AES設計
SK設計
監理:大分県施設整備課
施工:豊國建設
佐伯建設
ANAI
流動性・開放性・経済性
築45年の研修施設の大規模改修
①補強ではなく軽量化によって耐震性を向上
バルコニーや庇、腰壁、パラペットや階段などを撤去し軽量化を図ることで耐震性、空間の開放性を高めています。また新たに、鉄骨造の軽い屋根をかけることでく体を保護しています。
②屋根や階段、渡り廊下などを付加することで流動性、機能性を高める
新たに付加する階段や渡り廊下、プラットホームは構造的に自立することで、既存く体に影響を与えないようにしています。これらは、これまでの建物の印象を大きくかえる要素にもなっています。
③建物と敷地を貫く拠り所(プラットホーム)をつくる
プラットホームは、これまで無かった交流や展示、憩いの場を提供します。このプラットホームと渡り廊下が敷地の南北方向の動線を、また東西に新設した階段が東西方向の動きをつくることで、これまでなかった施設全体の流動性を生み出しています。